1. TOPIC詳細

TOPIC就職活動のアドバイス

履歴書の書き方

時間をかけてじっくりと作成。
履歴書は企業に提出する書類の一つ。内容・アピールポイントをじっくりと考え、相手に好意的に見られるようにしましょう。

皆さんが応募する企業を決めてから求人に応募する際には、2種類の書類を応募企業宛に提出します。
「調査書」と「履歴書」です。
履歴書に関しては国から指定された形式(フォーマット)があります(全国高等学校統一用紙といいます)。

 

全国高等学校統一用紙 (厚生労働省HPより)

 

調査書:

学校側が作る書類で、高校3年間の全ての教科・科目の成績や、視力・聴力など健康診断の結果、学年ごとの学級委員や生徒会・部活動などの特別活動、担任の先生の推薦理由などが記載されています。

 

 

履歴書:

自身の経歴や状況を自分で記入します。書類形式は「手書きのみ可」「手書き・パソコンどちらでも可」「パソコンのみ可」と、企業により異なります。(エクセル版 https://kouseisaiyou.mhlw.go.jp/methods.html [厚生労働省 公正採用選考特設サイト 2024/6 ])

 

 

手書きで記入する場合は必ずボールペン(消えるペンはダメ)または万年筆を使用し、間違えた場合には新しく書き直すか訂正印を使うのがルールです。いきなりペンではなく、鉛筆など消せるもので下書きから書き始め、字のうまさよりも丁寧さを重視しましょう。また「パソコンで作成した履歴書も可」としている企業もありますので事前に確認をしましょう。
では注意点を確認していきます。高校生向けの履歴書は大きく6つの項目で構成されています。

 

① 個人の基本情報の欄(氏名・住所・連絡先・顔写真など)

正式な表記(崎𥔎、浜濱など)を使い、間違いがないように丁寧に記入します。

② 学歴・職歴の欄

出身中学・高校名は略称ではなく、正式名称で記入します。  例【〇〇高校 → 〇〇高等学校】
アルバイトは職歴には当たらず、記入する必要はありません。

③ 資格等の欄

高校で取得した免許や資格は絶好のアピールポイントですので、記入するようにしましょう。資格は取得年月日順に正式名称で記入することが原則です。取得している資格がなければ「特になし」と記入すれば問題はありません。

④ 趣味・特技の欄、校内外の諸活動の欄

趣味・特技の欄は、唯一自分の個性をアピールできる欄です。細かなことでも構いませんので、スペースを埋めるほど記入しましょう。ルールは特にありませんが、好印象を与える内容が効果的です。
校内外の諸活動の欄には、所属部や生徒会などの活動経験・ボランティアやインターンシップ経験などを記入します。活動した学年順に分けて書くと伝わりやすいでしょう。

⑤ 志望の動機の欄

志望した理由、つまり「なぜその企業で働きたいのか?」を記入する欄です。履歴書の中で最も重要な項目に当たりますので、特に気を引き締めて記入しましょう。記入する内容は基本的にはどんなものでも問題ありません。自分の学校生活の体験を結びつけて記入すると、好意的な印象を与えやすいはずです。

⑥ 備考の欄

どうしても企業側に伝えなければならないことがある場合には、この欄に記入しましょう。

 

この記事を読めば、履歴書作成はもう問題ないと思います。履歴書は自分自身が記入し、企業に提出できる数少ない書類です。時間をかけ、下書きを何度も繰り返し、納得のいくものを作りましょう。

その他のトピック

INTERVIEW先輩へのインタビュー